Saitma Art Platform形成準備事業／2012年度プログラム

夏休みのこどもアートプログラムの蓄積を生かし、夜の博物館の魅力をアートで再発見する体験を提供します。

お化け屋敷を作ろう（要事前申込、参加費無料）
8月1日（水）〜8月3日（金）15:00〜17:00
こわくてきれいなお化け屋敷を作るワークショップ。対象：小学生・中学生

光の迷路を作ろう・お化け屋敷を見にいこう（参加自由）
8月3日（金）17:00〜19:30
オリジナル灯篭やキャンドルで光の迷路を作ります。そして、みんなで作ったお化け屋敷を見にいきます。

異なる世代同士でペアを組み、数種類のにおいを感じながらオイルパステルを使って色で表してみましょう。色をつけた紙を匂いのイメージで切り取り、協力し合ってパズルのように組み立てます。

美術館・博物館の通りから旧川越織物市場までの道を「ミュージアムロード」として展開し、旧川越織物市場は休憩所とするほか、アートクラフト・手づくり市としてアーティストの作品発表の場とします。

ワークショップ：ミュージアムロードを彩るアートフラッグをつくろう
会場：川越市立美術館　創作室
10月8日（月・祝）9:30〜12:00
子どもたちとアーティストがいっしょにアートフラッグをつくります。
講師：木谷安憲（美術家）
参加費：無料（見学自由）／定員：25名（小・中学生）／事前申込必要

アートフラッグto旧川越織物市場
11月3日（土）〜30日（金）
ワークショップで制作したフラッグを札の辻交差点より美術館、旧川越織物市場までの街灯などに展示します。

アートクラフト手づくり市in旧川越織物市場
会場：旧川越織物市場（川越市松江町2-11-10）、旧鶴川座前
11月24日（土）・25日（日）11:00〜16:00
この日、織物市場は「アートクラフト手づくり市」。まち歩きの後は、広場でお茶をしながら楽しい小物達にも出会えます。

アートガイド「まちアート発見！」
11月24日（土）14:00〜15:30
川越のまちを歴史とアートの視点で歩いてみよう
集合場所：川越市立美術館1階エントランスホール
参加費：無料／事前申し込み：不要

七夕や夏祭りなど地域の行事にアートで新しい息吹を吹き込みながら、商店街や地域の子どもたちとアートなお祭りや関係づくりをめざすプロジェクト。各種ワークショップやアートパレードなどで構成します。

昨年12月に「回遊美術館�U」の企画から誕生した「きたうらワン」。
今年は、きたうらワンの人形とデジカメを持って北浦和西口銀座商店街のステキを探すワークショップが開催されます。埼玉大学のお兄さんやお姉さんと一緒に、とっておきの場所や人を見つけに行きませんか。（撮影した画像は、後日CDデータとしてお送りします）

11月18日（日）10:30〜15:30
会場：埼玉県立近代美術館創作室（ワークショップ）／北浦和公園・商店街（パレード）

手づくりの「竹のサウンドオブジェ」で知られる不思議美術家・松本秋則さんを講師に迎え、午前中はサウンドオブジェ（段ボール笛）を作るワークショップ、午後は笛を演奏しながら商店街をパレードします。
パレード順路：美術館エントランス→公園→商店街→公園→美術館エントランス

かたち・動き・音、体の中から様々な「美」を発見するプログラム。美術館のあちこちをからだ丸ごとで体験し、パフォーマンスをつくります。

モーリス・センダックの絵本「かいじゅうたちのいるところ」をモチーフに、ダンスユニット『転々』のメンバーとダンスを作って、発表します。

身のまわりにある様々な「物音」を録音し、コンピュータで切って貼って並べ替えてモンタージュ、ちょっと変わった「音楽」を創ります。「音楽」についての専門知識は一切必要ありません。ちょっと変わった「音楽」が出来あがりますが、その面白さを是非体験してみて下さい！

埼玉県立近代美術館開館30周年を記念し、収蔵作品の中から来館者の投票の結果ベスト10に入った作品を第3期のMOMASコレクションで展示します。

美術館の所蔵作品から感じたことを身近なものから出る音で表現したり、音から感じたことをかたちに表現したりするワークショップ。

SMFの活動開始から5年を経て、いくつかのアートイベントが県内に定着し、多くの人々の交流も生まれました。その一方でアートプラットフォームの形成には、多彩なメンバーが参集する意味や、アートによるプラットフォームを形成することで可能になることは何なのかについて、もう一度原点に立ち返って考えることも求められています。
アート寺子屋では、3つのテーマを通し、アートの変容は人間のどのような性質によってもたらされ、また、その変容が人間にどのような変化を与えたのか、そして、それらの原動力となる創造性は、人間の社会とどのように関わっているのかを、活動事例や研究発表、パネルディスカッションを通じてあぶり出していきます。

第1回「考えられないことを考えられるようになること(1)〜逸脱する芸術表現」
9月29日（土）13:00〜17:00
現代音楽やメディアアートの専門家によるディスカッションを通じて、先端的な芸術表現が私たちの生態にとっていかなる存在なのかを探っていきます。
研究発表+パネルディスカッション
パネラー：伊藤俊治（美術評論）、沼野雄司（音楽学）、古川聖（作曲家）、村松誠一（メディアアーティスト）、高橋博夫（俳人）、柴山拓郎（作曲家）

第2回「一度しかない人生を楽しむために〜假設の知恵」
11月25日（日）13:00〜16:00
必要に応じてかりに設けることが假設です。震災などの受動的な変化には假設住宅が、ライフステージの変化には改装や転居で、これらも次のステージまでの假設かもしれません。さらに能動的なライフスタイルの変化にも、この風土の建築は木造の構法で応じてきました。だから現在を楽しむための假設の知恵がテーマです。
講演：内田祥哉（建築家）、聴き手：三浦清史（SMF運営委員、建築家）

第3回「考えられないことを考えられるようになること(2)〜創造性と社会性」
1月12日（土）13:00〜17:00
創造性豊かな芸術家の表現は、時に多くの人々の賛同を得られない場合があります。しかし、時が流れたあとで、その表現が社会性を獲得して広く受け入れられるようになることもあります。考えられないことを考えられるようになっていく（＝思考を拡張していく）過程がいかなるものなのかを探ります。
講演+パネルディスカッション
講演：岡田猛（心理学・認知科学）、熊倉純子（アートマネージメント）
パネラー：岡田猛+熊倉純子+SMF／司会：柴山拓郎（SMF運営委員、作曲家）

これまでSMF事業に出品、出演いただいたアーティスト、SMF運営委員・協力委員から応募のあった文章、スケッチ、イラスト、写真、コラージュなどの「プロジェクトシート」を展示します。
また、「プロジェクトシート」に関連する平面・立体作品などの展示も予定しています。

「SMFさんなすび展」をベースにしたSMFアート寺子屋。さんなすび展に提案されたプロジェクト案を中心にその実現を模索する実践ゼミ。寺子屋の成果は次年度以降のSMFの活動や事業計画に反映する予定です。

第1回
1月13日（日）14:00〜16:30

第2回
1月27日（日）14:00〜16:30

ちょっと目をこらすと不思議な風景に出会ったり、画家・須田剋太や詩人・秋谷豊のように、並みはずれた芸術家も現れたのが鴻巣。JR鴻巣駅から吹上駅方向に移動しながら、荒川や中山道など武蔵野の風景とアートをめぐります。雨天決行。
コース概略：鴻巣駅→鴻巣市産業観光館→光徳寺→武蔵水路→宝持寺→吹上公民館『須田剋太展』

県内で意欲的な活動を展開するアート関係者、アートNPOの参加により、昨年に引き続きラウンドテーブルを開催し、活動発表・意見交換・交流・協働の契機とします。
プレゼンでお互いのユニークな活動を知り、グループディスカッションで盛り上がって、気のあう仲間と出会いましょう。
発表者（順不同・敬称略：発表内容は予定）：
今井伸治（美術家・グルグルハウス高柳主宰：美術家の多ジャンルコラボやアウトリーチ活動について）
奥西麻由子（群馬県立女子大学講師・美術教育：森林公園 アートフェスタの展開について）
白濱雅也（美術家：コミュニティカフェ「深川いっぷく」他の活動について）
鈴木のぞみ（アートコーディネーター：浦和 関井記念館の活動について）
柳井嗣雄（美術家：川越 蔵と現代美術について）
吉田武司（キタミン・ラボ舎代表：ナヤノギャラリー、北本アトリエハウス、他の活動について）